海外口座のサポート情報Support Blog

【2025年版最新】HSBC香港口座を解約する方法(解約申請書URL付)

  • 2025.01.05
  • 2024.05.08

HSBC各種手続き

昔、HSBC香港の口座を作ったけれど、結局使わないので解約をしたいという時に自分でできる解約手続きの方法をお伝えします。

解約する前に3つの確認ポイント

1.口座凍結されていないか確認する

HSBC香港は24カ月、つまり2年間口座資金に変動がない場合、口座凍結します。
凍結される前に、22か月目の時点でHSBC香港から凍結予告のレターやメールが届きますのでご確認ください。
実際にこちらが凍結予告レターです。

英語が読めなくても、この赤枠で囲まれた文字があるか確認しましょう。
メール(SMS)でも同じ内容が届いているはずです。

届いたかどうかわからない場合は、ネットバンキングで確認する方法があります。

ネットバンキングにログインした際に、口座残高が「0」になっている場合は口座凍結確定です。

口座が凍結されている場合は、解約手続きができませんので、まずは凍結されていないか確認しましょう。凍結されている場合は、凍結解除手続きからする必要があります。

2.口座に資金が残っている場合は先に出金する

口座に資金が残っている場合、解約してしまうと出金できなくなってしまいます。
もし、資金が残っている場合は必ず出金してから申請しましょう。

出金方法は次の2つの方法があります。

(1)ネットバンキングで日本口座に送金する

ネットバンキングにログインできる方は、先にネットバンキングで資金を引き上げましょう。
もし、
・ネットバンキングにログインできない
・パスワードを忘れてしまった
・ロックがかかってしまった
・モバイルセキュリティーの電池が無くなってしまった
・セキュリティデバイスに移管していない

という場合は、ネット送金ができません。

(2)ATMカードで出金する

ネットバンキングが使えない方は、ATMカードでコンビニや銀行のATMから出金する方法があります。
ATMカードの有効期限が切れていないことを確認しましょう。

6桁のPINコード(パスワード)さえ覚えていれば、ATMカードで出金することができます。

忘れてしまった方は、3回間違えるとATMカードにロックがかかってしまうため、お気を付けください。
ATMカードにロックがかかったり、有効期限が切れている場合はHSBC香港へ電話をして解決してもらう必要があります。

以上2つの出金方法をお伝えしましたが、問題がありどちらもできない場合は、先にその問題を解決することが必要です。

3.HSBCに登録している電話番号に変更が無いことを確認する

口座解約をする際に、HSBC香港へ登録している電話番号が現在も同じであることを確認しましょう
解約申請後、解約完了メールがショートメッセージに届きます。
これが届かないと、解約が完了しません。

以上、3点が全てクリアしている場合は、ご自身での解約は簡単に行えます。

もし、出金手続きができない、電話番号が変わった場合は先にトラブルを解決してから申請することが重要です。

自分で解決できない場合はこちらのサポートがお勧めです。

自力でできる解約手順(3STEP)

解約前の確認事項が全てクリアしたらいよいよ、解約手続きを行います。
解約は手続きの中では最も簡単ですので、渡航する必要なくご自身で行っていただけます。

STEP1 解約申請書をダウンロードする

「解約申請書」「HSBC.HK」のホームページからダウンロードします。

ちなみに、「HSBC 解約」と検索した際に、「HSBC Japan」のサイトがヒットしますが、こちらの日本語の解約申請書は、HSBC香港では受理されませんのでご注意ください。


書類をダウンロードしたら印刷してください。

また、下記の情報を書類を記載する上で必要になります。予めご準備ください。

特に、②「HSBC登録の署名」こちらは漢字で署名したのか、アルファベットで署名したのか、芸能人のようなサインで署名したのか思い出してください。

印鑑文化の無い海外は、サインの一致が何より重要です。

漢字でもハネやハライなどの角度が違うだけで、サイン不一致となり不受理になります。
ここは慎重に記載しましょう。

口座開設時のパスポートもご準備ください

パスポート番号記入は口座開設時の番号になります。更新した人は現在の番号をくれぐれも書かないように気を付けましょう。結婚、離婚で名前が変わったのに変更申請していない場合は、口座開設時の名前(旧姓)で申請しましょう。

STEP2 口座解約書に記載する

STEP1で準備した情報を書類に記載していきます。

記載方法がわからない場合は日本語サポートしてくれる「海外口座レスキュー」へ相談してみましょう。

STEP3 HSBCへ国際郵便を出す

書類は普通郵便で190円分の切手を貼って郵送します。日数は気象状況や地政学的に問題がなければ5営業日ほどで到着します。「Air Mail」のブルーのシールは郵便局に行けば無料で貰えます。


もし、早くお届けしたい場合は郵便局の「EMS」で送付すると3日で届きます。
ただし、値段は10倍の1900円となります。

書類がHSBCに到着すると、オペレーターから電話がくる!?

結論から申し上げて、電話は来ません。
下記のメールが届いたら無事受理され、口座は閉鎖されます。

HSBC: Your account has been closed as instructed. For enquiries, please call (852)22333000.

通知が来ない場合は、不受理か携帯番号が登録したものと異なっているため、手続きができていないことを意味します。

2週間経っても連絡が無い場合は、HSBCへ電話で問い合わせしましょう。

3.HSBC日本語サポートに依頼する

自力で解約する方法をお伝えしてきましたが、全てのやり取りが英語または中国語となります。
書類を作るにも全て英語で記載する必要があります。

もし、ご自身の英語力に自信が無い方、確実に資金を引き揚げて解約をしたい方は専門サポートがありますので利用しましょう。

実際、解約したのにメールやレターが送られてきたり、口座管理手数料を引かれマイナス口座になるケースがあります。

心配な方は確実に手続きを行い、銀行とのトラブルを回避しましょう。

  • 2025.01.05
  • 2024.05.08
カテゴリ
HSBC各種手続き