【2025年版最新】HSBC香港口座がネットバンキングがロックされた時、自力で解決する３ステップ徹底解説

HSBC香港のネットバンキングに久しぶりにログインしようとして、パスワードを何度も間違えてしまったためにロックされてしまう事があります。

ここではそんなHSBC香港のネットバンキングがロックされ慌てているあなたに自力でできるロック解除方法をお伝えします。

ネットバンキングがロックされる原因

こうなってしまった場合、1時間待っても、1日待っても、1カ月待ってもロックは解除されません。
残されたチャンスはもう無いということです。

2回間違えた時点で、一旦踏みとどまって、パスワードを思い出すか、わからない場合は海外口座レスキューに相談すると、HSBC香港へ問い合わせずに済みます。

原因１．ログイン画面の仕様が大きく変わった（2024年）

2024年にHSBC香港のネットバンキングは仕様が変わりました。
これまで必要だった「memorable answer」と「password」という2つの項目のうち「memorable answer」は撤廃され、必要なのは「password」のみとなりました。

原因２．パスワードを作成していない

パスワードを覚えていないという人は、もしかするこちらの通知を見逃していたかもしれません。
HSBC香港は、ネットバンキングの大幅な仕様変更前に、このようなメールをあなたに差し出していました。

ここ数年しばらくHSBCを触っていないという場合は、このパスワードをそもそも設定していないため、現在のログイン仕様に対応できていません。

パスワードを設定していない方は、自力で設定する方法をお伝えしますので、やってみて下さい。

ネットバンキングがックを自力で解除する方法

まず、ネットバンキングがロックされた画面の右下にある「Reset security details（セキュリティの詳細をリセット）」というボタンをクリックしましょう。

ここからパスワードを再設定できます。

1．「password」を設定する

こちらも、6文字以上、36文字以内で設定します。
ここは、英字と数字を混ぜて作成する必要があります。

次に、「Select question1」「Select question2」をそれぞれ選びましょう。
すぐに答えが思いつく、または迷わない簡単な質問を選択しておくのがミソです。

忘れにくくて、簡単で、短い文字数。

以上で、設定が終了です。次回のミスを防ぐためにも、全ての内容を忘れずにメモしておきましょう。

全ての入力が終わったら、右下の「Continue」をクリックしてください。すると、リセット完了です。

こちらが完了画面↓

まだ、「Home」をクリックしないでください。

これだけでは、まだパスワード設定は終わっていません。
重要なのはここからです。

完了画面が出たら、次の2つを必ず行ってください。

この2つをやる前に、「Home」をクリックすると、また1からやり直しです。

2．HSBC香港へパスワードを設定したことを申請する

実は、ネットバンキングのパスワード設定は、オンライン上では完結しません。
必ず、「パスワードを設定したのは口座名義人本人です」ということを申請しなければいけません。

パスワード設定する作業というのは、第三者でも行えてしまう操作なのでセキュリティの面から見ても納得です。

本人申請をする方法を2つお伝えします。

申請方法１．HSBC香港に電話をする

手っ取り早い方法として、HSBC香港に電話をして「本人申請」をすることができます。
ただし、対応言語は「英語」、「中国語」のみです。
日本語は通じませんし、カタコトの英語も切られてしまう可能性があります。

電話をする覚悟ができたら、下記の番号にかけましょう。

HSBC香港カスタマーサポートデスク（直通） 電話番号　+852-2233-3000 対応時間：24時間（年中無休） 通話料金：57円/30秒毎（国際電話）

HSBC香港は24時間365日対応してくれるので、サラリーマンの方でも深夜だったり、土日でも電話が気軽にできます。

電話を掛けると最初に長いガイダンスが流れます。ガイダンスの指示通りに番号で回答しましょう。

オペレーターにつながるまで、平均5~8分ほどガイダンスが流れます。
HSBCへ電話する時、全ての手続きが完了するまでの平均費用は2000~4000円となります。
英語が得意な人は安くなります。

オペレーターはフィリピン人が多いため、タガログ語訛りの英語を話します。ちょっと聞き取りにくいクセ強めの英語ですがひるまずに応答しましょう。

電話をかけると様々な個々質問をされます。
必ず伝えなければいけないのが、超重要①でご説明した「reference number（リファレンスナンバー）」です。

↑　これですね。

この「reference number(リファレンスナンバー)」を必ず聞かれますので、準備しておいてください。

この電話で承認されれば、すぐにネットバンキングのロックが解除されて口座が使えるようになります。超重要②の「申請書」は必要ありません。

英語が話せない、電話が苦手という人はちょっと敷居が高いですね。
その場合は、「海外口座レスキュー」に依頼すれば一発で申請代行してくれます。

電話が難しい場合、もう一つ「本人申請」の方法があります。

申請方法２．「申請書類」を郵送する

超重要②「form」をクリックし申請書をダウンロードしましょう。

こちらをダウンロードすると、下記の用紙が表示されます。

1. Reference number（リファレンスナンバー）
2. Username
3. HSBC香港に登録しているサイン（署名）の記入
4. 口座番号

4つの項目を埋めてHSBC香港に国際郵便を送付します。
それだけでOK。

この書類で一番重要なのが、「3．HSBC香港に登録しているサイン（署名）の記入」です。

このサイン（署名）は口座開設時に登録したサインと一致している必要があります。

• 漢字かアルファベットか覚えていない
• 芸能人のようなオシャレなサインを書いてしまった

という人は要注意です。

クレジットカードで支払った時に領収書に記載するサインのように殴り書きになった場合も「サインが一致しない」と不受理になりますので、丁寧に記載しましょう。
海外には印鑑文化がありませんので、この手書きのサインの一致こそが最重要な本人確認となります。

漢字で登録したとしても「ハネ」や「ハライ」の角度が違うだけで「不受理」になります。

外国人は通常、口座開設時に自分のサインを写真で撮って必要な時に見返せるようにしています。しかし日本にはその文化がないため登録した時のサインがわからないという人が多くいます。

せっかく送った書類が受理されず、一発アウト。振り出しに戻るハメになりますので、事前にしっかり思い出してから郵送するようにしてください。

【宛名】The Hongkong and ShanghaiBanking Corporation Limited, 【届け先】P O Box 72677,Kowloon Central Post Office,Kowloon, Hong Kong,

（※2024年6月時点で、香港への国際普通郵便は190円です。）

郵送する場合、期限はパスワードを再設定した日から20営業日以内に受理されなければいけないので、すぐに送る必要があります。普通郵便は早くて1週間かかります。EMSでは値段が10倍ですが3日で届きます。

送付先を間違えてしまうとどこか知らない香港人の手に渡ってしまいます。セキュリティ上危険なので心配な方は、やっぱり電話での申請がおすすめです。

3．申請書投函後のメールを確認する

海外からのメールを弾くセキュリティを設定している場合はメールは届きませんので解除ください。 3週間経っても反応が無い場合は、不受理になっている可能性が高いです。その場合は再度申請書を送るか、電話する必要があります。

ネットバンキングロック解除を自力で解除するまとめ

ネットバンキングロックのロック解除をするためには、オンライン上でパスワードを再設定する必要があり、その後にHSBCへ「パスワードを再設定した」と申請手続きする必要があります。

再設定の申請手続きには、HSBCへ直接電話する方法、または書類を郵送して申請する方法がありますが、英語、中国語が必須であること、書類申請の場合は時間がかかってしまうことがネックになります。

もし、その場で解決したい場合はこちらのサポーターが一瞬で解決してくれるので相談してみましょう。